![]() 街頭演説する自民党総裁選候補の(左から)西村康稔、河野太郎、谷垣禎一の3氏=26日午後、長崎県佐世保市 自民党新総裁28日に決定 谷垣氏、地方も支持拡大自民党は28日、両院議員総会を党本部で開き、麻生太郎前首相の後継となる第24代総裁を決定する。総裁選は、谷垣禎一候補(64)が国会議員票(199票)の過半数を固め、各都道府県連に割り当てられた地方票(300票)でも支持を広げて優位を保っている。河野太郎候補(46)は、議員票で谷垣氏に引き離されているが、地方票で追い上げている。谷垣氏が1回目の投票で過半数に届かず、国会議員のみによる上位2人の決選投票に持ち込まれる可能性も残っている。 西村康稔候補(46)は議員票で河野氏と互角の戦いを進めているが、地方票は知名度不足と出遅れで伸び悩んでいる。 河野氏陣営は、谷垣氏を過半数割れに追い込み、決選投票では西村氏を支持する若手票を上積みして逆転する戦略を描く。ただ各地の党員、党友による郵便投票の出足は鈍く、投票率低下への危機感を強めている。 3候補は26日午前、熊本市で公開討論会に参加。午後には長崎県佐世保市でそろって街頭演説し、一連の全国遊説の日程を終えた。 谷垣氏は「自民党は国民のために何をする政党かを問い詰め、一致結束して立ち上がることだ」と強調。「地域に入って対話する中でヒントが出てくる」と述べ、地方の声を吸い上げる意向を示した。 河野氏は「一致団結は派閥の親分を指導部に入れるという意味だ」と谷垣氏に反発。党大会に関し「全国の党員、地方の代表が集まってマニフェスト(政権公約)をつくる体制をつくりたい」と主張した。 西村氏は「地方を再生させる思いは誰にも負けない」と訴え、官僚に依存しない政策立案について「有識者や学者で構成するシンクタンクをつくる」と強調した。 【共同通信】
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