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  • EU、クロマグロ取引禁止を否決 漁業国が反対

     【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は21日、乱獲で個体数の減少が指摘される大西洋と地中海のクロマグロの国際取引を一時禁止するよう求めた欧州委の提案が、同日のEU加盟27カ国の会合で否決されたことを明らかにした。

     関係者によると、イタリアやスペインなど漁業国がそろって反対した。

     最終結論は、来年3月にカタールで開かれる絶滅の恐れがある生物に関する「ワシントン条約」締約国会議で決まるが、欧州委は声明でEU加盟国に再考を促した。

     クロマグロの国際取引禁止の論議が欧米などで高まる中、モナコがワシントン条約の対象として国際的な商取引を禁止するよう提案。欧州委が今月9日、これを支持すると発表、加盟国に承認を求めていた。

     3月の会議では投票国の3分の2の賛成があれば国際取引の禁止が決まる。漁獲されるクロマグロの8割以上は日本で消費されており、禁止されれば日本に大きな影響が出るのは必至だ。

      【共同通信】