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  • 消費者金融アイフル、私的整理へ 経営悪化で借入金3千億円

     消費者金融大手のアイフルは18日、取引金融機関に対し債務の返済猶予を求める、と発表した。私的整理の一種である「事業再生ADR」活用の事前協議に入っており、来週にも決まる見通し。金融機関からの借入金は約3千億円。大手消費者金融の私的整理は初めてで、2008年から始まった事業再生ADRの活用としては、過去最大規模となる。

     アイフルは過払い利息の返還請求が膨らんだことや金融危機で資金調達環境が厳しくなったことから経営が悪化。金融支援を受けて経営再建を目指す。

     アイフルによると、来年3月まで取引銀行に対し、債務の残高維持を求めるほか、返済期限の延長も要請する。ただ、債務の免除や債務の株式化は検討していないという。アイフル傘下の消費者金融ライフ、マルトー、シティズの3社も枠組みに加わる。

     アイフルは事業再生ADRの利用に当たって事業再生計画を策定、人員削減や店舗整理などで事業を一段と縮小させる見込み。

     アイフルは東京証券取引所1部上場しているが、上場は維持される。

     主要取引銀行は住友信託銀行、あおぞら銀行、中央三井信託銀行。多数の地方銀行も融資しており、業績に悪影響を与えそうだ。住信は「必要な協力について前向きに検討する」としている。

      【共同通信】