日本の働く貧困層問題は深刻 OECDが指摘【パリ共同】経済協力開発機構(OECD)は16日、2009年の雇用見通しを発表、日本では貧困層に占めるワーキングプア(働く貧困層)の割合が80%を超え、OECD加盟国の平均63%を大きく上回っていると問題の深刻さを指摘した。 OECDによると、日本では就労者が少なくとも1人いる家庭の約11%が貧困に陥っており、トルコやメキシコ、ポーランド、米国に次いで5番目に高かった。加盟国の平均は7%。 日本では昨年来の経済危機の影響で、パートなどの非正規労働者の数がことし7月までの12カ月間に3・6%減少した。正社員数の落ち込みは1・1%にとどまっており、非正規労働者の苦境が浮き彫りになった。 OECDは「日本の非正規労働者の多くは失業保険などが適用されず、失職すると著しい経済的困窮に陥る」と指摘している。 OECDはまた、09年6月の加盟国全体の失業率が8・3%になったと発表。経済には底入れの兆候があっても10年を通して失業率は上昇し続け、10%に近づくと予測した。 【共同通信】
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