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  • 臨床研修病院が初の減少 10年度、制度改正影響

     厚生労働省は4日、10年度に医師の臨床研修を実施する医療機関数が09年度より63少ない1051となり、04年度の制度導入後、初めて減少に転じたと発表した。

     研修医の募集定員総数は1万683人で、2年連続減少。このうち都市部を抱える東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡の6都府県の占める割合は39・7%(4238人)で、09年度より1・6ポイント下がり過去最低となった。

     同省は「制度改正により、10年度から研修を実施できる医療機関の要件を厳しくしたことや、都市部の病院に研修生が集中する事態を解消するため都道府県の募集定員に上限を設けたことが原因」としている。

     厚労省は今年5月、研修の質を向上させる目的で制度を改正。研修を行う医療機関の条件に(1)年間入院患者数が3千人以上(2)他の医療機関と連携して研修を行う(3)研修医5人に対し指導医1人以上を配置-などを加えた。

     募集定員の中で大学病院が占める割合は46・5%。6年連続減少だが、09年度の46・6%からわずか0・1ポイントの差にとどまった。

     研修を実施した医療機関は制度が始まった04年度は927。その後、5年連続で増加が続きピークは09年度の1114だった。

      【共同通信】