更迭の前農水次官が「天下り」 政権交代前の駆け込みか汚染米不正転売事件で昨年9月に更迭された農林水産省の白須敏朗前事務次官が、水産業界団体の大日本水産会(東京)会長に今月2日付で就任したことが同日、分かった。中須勇雄前会長(元林野庁長官)は今年5月に4期目に選任されたばかりで、官僚の天下りあっせんの全面禁止を掲げる民主党政権発足前の「駆け込み天下り」との批判が出そうだ。 大日本水産会は水産会社などが会費を拠出する業界団体。歴代会長をはじめ、役員には農水省幹部OBが多く就任している。同会によると、会長の任期は1期2年で、年俸は1860万円が支払われる。 農水省秘書課は「今回の人事には省としては全く関与していない。団体の方で決められたことだと思う」としている。 中央省庁OBの天下りでは、厚生労働省出身の前内閣府審議官が厚労省所管団体の理事長に8月29日付で就任したことも判明している。 【共同通信】
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