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  • メタボ治療に新物質 京大、マウスで効果

     細胞内で脂肪がつくられるのを抑え、肥満や脂肪肝を防ぐ効果がある物質を、京都大の上杉志成教授らのチームがマウス実験で発見し、27日付の米科学誌に発表した。

     そのままでは体内に吸収されにくいが、化合物にすれば薬として使える可能性があるという。上杉教授は「将来はメタボリック症候群の治療に役立つと期待できる」と話している。

     物質に抗がん作用があるのは分かっていたが、チームは今回、脂肪合成にかかわる遺伝子の働きを邪魔するのを発見。「ファトスタチン」と名付けた。食欲が衰えず常に餌を食べ続ける遺伝子操作マウスに投与すると、投与しない場合に比べて体重が12%軽くなり、血糖値も70%改善した。

     高脂血症の治療薬としては酵素に働く「スタチン」が有名。チームによると、ファトスタチンは働きが異なり、脂肪の合成を遺伝子レベルで抑える。

     東京大、米ベイラー医大との共同研究。

      【共同通信】