「関東で強い揺れ」と誤報 気象庁が緊急地震速報![]() 記者会見で陳謝する気象庁地震火山部の伊藤秀美部長(右)ら=25日午前、気象庁 25日午前6時37分ごろ、気象庁は「関東地方で最大震度5弱程度の揺れが予測される」として緊急地震速報を出した。しかし実際に起きた地震で震度1以上が観測された地点はなく、同庁は誤報と断定。千葉県内に設置された地震計が異常なデータを送ったため、地震の規模を過大に見積もったという。 地震火山部の伊藤秀美部長は記者会見し「国民の皆さまに大変ご迷惑をかけた」と陳謝。無感地震で緊急地震速報が出る誤報は2007年の本格運用以来、初めて。 この速報で東京メトロは地下鉄8路線で、走行中の電車を含め2~9分間、運転を停止。午前8時までにダイヤはほぼ正常に戻った。都営地下鉄や、東武鉄道、東急電鉄など私鉄の一部も全線で一時運転を見合わせた。 独自の警報システムを導入するJRはシステムが地震を検知しなかったため、新幹線を含め影響はなかった。 気象庁によると、地震は午前6時37分ごろ発生。震源地は千葉県東方沖で、震源の深さは約20キロ。マグニチュード(M)4・1と推定される。 千葉県南房総市にある地震計から、実際に観測された地震波の振幅の約20倍に当たる異常なデータが送られ、同庁の緊急地震速報システムは地震の規模を実際の5千倍以上の最大「M6・6」と推定したという。 【共同通信】
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