天保山ミュージアムを休館 サントリー、赤字負担重く![]() 休館が決まったサントリーミュージアム「天保山」=大阪市港区 サントリーホールディングスは21日、大阪市港区のサントリーミュージアム「天保山」を、2010年末で休館すると発表した。来場者が当初の計画を大幅に下回っていることが主因。施設はサントリーが保有を続ける意向で、休館後の活用方法について地権者の大阪市と協議している。 同社の品治利典執行役員は大阪市内で記者会見し「赤字幅が数億円単位に及び、想定以上にコスト負担が重くなった。東西で二つの美術館を維持することは難しい」と説明した。 美術展は東京・六本木のサントリー美術館に集中させるが、同社は今後も大阪での文化活動は続けていくとしている。 また品治氏は、休館を検討し始めた時期について、一昨年の春からとし、「キリンとの統合交渉はまったく関係がない」と述べた。 サントリーミュージアム「天保山」は1994年11月に開館。建物は建築家の安藤忠雄氏が設計。絵画、工芸などの展覧会を催している。当初は年間150万人の来場を見込んでいたが、実際には95年の101万人が最高で、08年は65万人だった。08年末までの累計入場者数は994万人。 【共同通信】
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