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  •  衆院選に向け新しく発表された時事用語の手話をする女性=7月31日、東京都新宿区

    衆院比例で手話通訳 16の新たな表現誕生

     左手の力こぶを右指でなぞったあと胸の前で両手を上下させる―。今年の夏は「政権交代」を示すこの手話を見る機会が増えそうだ。衆院比例代表の政見放送は今回から手話通訳が可能になり、16の時事用語の表現も生まれた。しかし、一部の国政選挙や知事選は手話付き政見放送が認められず、障害者団体は一層の拡充を求めている。

     総務省によると、衆院選で手話通訳が可能だったのは小選挙区のみ。候補者届け出政党が持ちこんだ手話や字幕付きの映像に限って放映を認めていた。

     比例代表は、放送を収録する全国8カ所で手話通訳士の確保にめどが立ち、公費で通訳をつけることが決まった。

     公示以降に放映される比例代表の政見放送には党首らも登場する。世相を反映する言葉や政界用語が飛び交い、日本手話研究所などが選挙のたび手話表現を決めてきた。

     今回は、ばらつきがあった「政権交代」の手話表現を統一。新たに「世襲制」「雇い止め」「蟹工船」「集団的自衛権」「弾道ミサイル」など16の表現をつくり、立候補者らの主張に対応できるようにした。

     手話表現の一部は、ニュースサイト「47NEWS」内の動画サイト(アドレスはhttp://www.47news.jp/movie/)で見ることができる。

      【共同通信】