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  • VW、ポルシェと経営統合決定 首位トヨタを追撃へ


     13日、ドイツ・ウォルフスブルクのフォルクスワーゲン本社で行った記者会見中に言葉を交わすウィンターコルン社長(左)とポルシェ自動車部門のマハト社長(AP=共同)

     【ベルリン共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は13日、最高意思決定機関の監査役会を開き、資金繰りが悪化した親会社のスポーツカーメーカー、ポルシェと2011年末までに経営統合することを決めた。ポルシェ側も統合に合意しており、空席のポルシェ社長にはVWのウィンターコルン社長が9月中旬に就任。子会社のVW主導により経営統合することで決着した。

     統合後の新会社は新車販売台数で世界3位。経営効率化で足固めをし、首位のトヨタ自動車を追撃していく。ウィンターコルン社長は記者会見で「両社は将来への重要な一歩を踏み出した。世界一に向けたチャンスとなる」と語った。

     VWは年内にポルシェ自動車部門の株式42%を約33億ユーロ(約4500億円)で取得し、最終的に両社の持ち株会社を統合する。ポルシェは新会社傘下の高級ブランドとして存続し、新会社は小型車、スポーツカー、大型トラックなど計10ブランドを抱えることになる。

     新会社では、社長にウィンターコルン氏の就任を予定。ポルシェの創業者一族とVWのピエヒ監査役会会長、VW大株主のドイツ・ニーダーザクセン州が出資する。カタールの政府系ファンドとも出資交渉を続ける。

     ポルシェは1月にVWを子会社化した。この過程で巨額の負債を抱えたポルシェは75%まで出資比率を引き上げる計画を断念、VW主導の経営統合に反対していたウィーデキング社長が7月下旬、引責辞任し、両社の“攻守”が逆転した。

      【共同通信】