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  •  通常の五百円硬貨(左)と神奈川県の金融機関で見つかった変色した五百円硬貨(右)

    五百円硬貨が謎の変色 300枚、造幣局調査

     造幣局(大阪市)は7日、神奈川県内の金融機関に運ばれた製造間もない五百円硬貨約300枚が、不自然に茶色がかった状態で見つかったと発表した。長野県内の金融機関でも同様の硬貨が見つかり、枚数などの確認を進めている。

     専門機器の分析で酸化していることが判明。通常の保管方法では想定できないことから、造幣局が原因を調べている。自動販売機でも識別されるため使用に問題はないが、回収して溶解処分する。

     造幣局によると、300枚は6月1、2日に造幣局で製造。4日に袋詰め、23日に日銀大阪支店に搬入した。その後、日銀横浜支店経由で金融機関に25袋運ばれ、うち4袋から見つかったと今月5日に連絡があった。

     袋は布製で特に異常はなかった。詰めた後は結束、印もつけるため部外者が開けることはできず、造幣局では通気性の良い場所で保管するため、湿気による酸化は考えにくいという。

     五百円硬貨は銅、亜鉛、ニッケルなどの合金。時間経過とともに酸化が進み変色することはあるが、製造間もないまとまった枚数の硬貨が変色したケースは過去になく、造幣局職員も「なんでこんなことになるのか…」と首をかしげていた。

      【共同通信】