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  • スタバが「カイゼン」活動で回復 効率化に危ぶむ声も


     米スターバックスの店舗=4日、ニューヨーク市内(共同)

     【ニューヨーク共同】米コーヒーチェーン大手スターバックスが“トヨタ生産方式”に準じた形で秒単位の「カイゼン(改善)」活動を推進し、大幅な業績回復につなげている、と4日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが伝えた。

     ただ従業員からは、効率化が行き過ぎると「コーヒーショップを工場に変えてしまう」と危ぶむ声も出ているという。

     商品の材料をできるだけ近い場所にまとめ、コーヒーの種類が一目で分かるように色別のラベルを張るなど、無駄を省くための努力をストップウオッチ片手に地道に進めた。オレゴン州の店舗では、一つの注文をさばく時間を平均25秒まで短縮、客も増えたという。

     日本のトヨタ自動車本社での勤務経験を持ち、生産方式に詳しい米国人がアドバイス。10人余りのスタッフが全米の店舗を飛び回り、改善策の指導に当たっている。

     改善活動によるコスト圧縮などで、スターバックスは不況にもかかわらず今年4~6月期に1億5150万ドル(約144億円)の純利益(前年同期は670万ドルの純損失)を計上した。

      【共同通信】