個人年金保険の相談倍増 元本保証めぐりトラブル全国の消費生活センターなどに寄せられた、銀行が窓口で販売する個人年金保険に関する相談が急増していることが22日分かった。元本保証がない変額個人年金保険を、元本が保証されるかのように誤解させるケースが多く、国民生活センターが業界団体に改善を求めている。 センターのまとめによると、2008年度の個人年金保険をめぐるトラブルの相談は477件で、07年度の205件の2倍以上。世界的な金融危機の影響で、10月以降に急増したという。02年度からの相談総数は約1400件。相談者は高齢者中心で、70代が4割近くと最も多かった。 鹿児島県の70代の女性は昨年8月、販売員から「運用実績は今が最低。これからは上がる」と変額個人年金保険を勧められた。「元本は必ず返ってくるね」と念を押して500万円の保険を契約したが、3カ月後に「いま解約すると400万円」と言われたという。 同センターは「商品が複雑で、銀行側のリスク説明が不十分なことがトラブルの原因。消費者は理解や納得ができなければ、契約しないこと」と呼び掛けている。 【共同通信】
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