緑内障の関係遺伝子を特定 発症前に診断、治療も失明につながることもある緑内障の発症にかかわる6種類の遺伝子変異を、京都府立医大のチームが突き止め、米科学アカデミー紀要電子版に21日発表した。 6種類すべての遺伝子変異を持つ人は、正常な人に比べて緑内障に4倍なりやすいことを確認。DNAチップなどを使った新たな診断法に応用できると期待される。 田代啓教授(ゲノム医科学)は「緑内障は早期発見すれば失明を防ぐことができる病気。発症後でしか分からない従来の眼底検査に代わる新たな診断が将来可能になるかもしれない」と話している。 チームは、個人によって遺伝子の塩基配列が1カ所だけ異なる一塩基多型(SNP)に着目。国内の緑内障患者約830人と健康な約750人の遺伝子を比べ、三つの染色体にある6種類のSNPを特定。これらの変異があると緑内障を発症しやすいことを確かめた。 緑内障は目の中を流れる水分が排出されにくくなって視神経が障害を起こす病気。日本人の後天的な失明原因の25%を占める。 【共同通信】
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