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  •  国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」本体(左)に接続直前の船外実験施設(NASAテレビ・共同)

    宇宙実験棟きぼうが完成 24年がかり7600億円

     【ヒューストン(米テキサス州)18日共同】国際宇宙ステーションに滞在する若田光一さん(45)らは18日午後(日本時間19日午前)、スペースシャトル「エンデバー」で運んだ日本実験棟「きぼう」の最後のパーツとなる船外実験施設を、ロボットアームできぼう本体に取り付けることに成功した。

     接続の約3時間後、宇宙航空研究開発機構は船外実験施設の設備を起動して電力供給や冷却開始を確認。実験棟が完成したと発表した。

     1985年の計画以来、開発や建設に7600億円を投じた日本初の有人宇宙施設の完成により、船内と船外の空間をフル活用する日本独自の宇宙実験施設が整った。今後の運用でどのような成果が挙げられるかが問われることになる。

     若田さんはステーションアームを操作し、まず施設をシャトルの貨物室から取り出して、待ち構えたシャトルアームに手渡し。さらにシャトルアームが施設を船首側に移動させている間に、ステーションアームを尺取り虫のように移動させ、あらためて施設を受け取って、きぼう本体に取り付けた。

     ステーションの構造物にぶつけずに組み立てるために、二つのアームの使い分けが必要で、米紙は「ステーションの建設史上、最も複雑な作業」としている。

      【共同通信】