「日本国籍返してほしい」 釈放後、米国籍男性が訴え沖縄県警に入管難民法違反容疑で逮捕され、その後釈放された米国籍のミュージシャン、ロバート・マクイーンさん(45)が16日、同県読谷村で記者会見し「行政の不手際で抹消された日本国籍を返してほしい」と訴えた。那覇地検は同日、マクイーンさんを起訴猶予処分とした。 マクイーンさんは新潟県佐渡市在住。演奏活動で訪れた那覇市の路上で11日、旅券を持っていなかったとして逮捕。出生時に取得した日本国籍を行政の不手際で抹消されたとして、抗議のため2005年以降は在留期限を更新せず「不法滞在」していたという。 生まれてから一度も日本国外へ出たことがなく、英語も話せないマクイーンさんは「旅券を持っていなかったことは反省しているが、国や行政に対して問題提起したかった」と話した。17日、在留許可の手続きをする。 マクイーンさんは神奈川県大和市で米国人の父親と日本人の母親の間に生まれた。当時の法律では日本国籍を取得できないはずだったが、市が出生届を受理。21歳のとき市に問い合わせたところ「出生時の手続きを間違えていた」として一方的に国籍を抹消された。新潟県弁護士会が08年9月、救済措置の検討を国と大和市に勧告した。 【共同通信】
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