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  • 総会要求署名、16日に提出 自民、党内対立激化


     自民党の武部元幹事長らとの会合後、記者の質問に答える中川元幹事長=15日午後、東京都内のホテル

     麻生太郎首相の衆院解散方針に反対する自民党の中川秀直元幹事長らは15日夜までに、両院議員総会開催に必要な党所属国会議員の3分の1(128人)以上の署名を集めた。16日午前に党執行部に手渡し週内の開催を求める方針だ。署名には与謝野馨財務相と石破茂農相も参加。両氏は15日午後、官邸に首相を訪ね開催要求に応じるよう促した。

     党内の亀裂拡大を恐れる執行部は、総裁選前倒しを決めることもできる正式な議決機関である両院総会開催には否定的で、これに代わる代議士会などを執行部が自発的に設定する形で17日にも開き“ガス抜き”を図る方向だが、反発は必至だ。

     首相は党内の異論を抑え、21日に解散を断行する意向。自民党内の攻防は激しさを増している。

     首相は北朝鮮貨物検査特別措置法案の成立を目指し「解散は21日の週」としてきたが、民主党は参院審議に応じない方針で、与党は成立を断念した。政府高官も「首相は21日の解散を考えている」と述べた。

     中川氏は武部勤元幹事長らと都内のホテルにこもり党所属議員に署名への賛同を電話で要請。第2派閥の津島派も連携し、額賀福志郎会長代理らが賛同を呼び掛け活動を強化。15日夜までに署名議員は132人に達したという。両院総会が実現すれば、中川氏らは衆院選勝利には人心一新が必要と主張し、総裁選前倒しを求めるとみられる。ただ署名者の中には「退陣は求めていない。首相の考えを聞きたいだけだ」と中川氏らと距離を置く議員もいる。

      【共同通信】