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  • アホウドリの求愛行動を初確認 小笠原諸島、繁殖の候補地に


     求愛行動を見せるアホウドリ=4月21日、小笠原諸島・聟島近くの無人島(早川鉄兵さん撮影)

     絶滅の危機にある国の特別天然記念物アホウドリの新たな繁殖地づくりを進めている山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)は7日、小笠原諸島・聟島から約100メートル離れた無人島で若鳥の求愛行動を確認したと発表した。小笠原諸島での求愛行動の確認は初めてといい、同研究所は「繁殖の兆しが見えた」と話している。

     2羽のうち少なくとも1羽は5歳ぐらいとみられ、くちばしを付き合わせる行動を繰り返していた。同研究所は「島で求愛行動をすれば、繁殖の一つの候補地になる」としている。

     同研究所はまた、噴火の危険がある伊豆諸島の鳥島から聟島に移送して人工飼育したひな15羽のうち、5月に巣立った7羽を人工衛星で追跡した結果、紀伊半島などに接近したり、太平洋上を北上しているところを確認。中には聟島から約3200キロ離れたオホーツク海まで到達した例もあるという。

     同研究所と環境省などが昨年から5年間の計画で実施している共同事業で、追跡は昨年に次いで2回目。

      【共同通信】