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  • 山本病院、まず「不整脈」診断 検査の診療報酬目的か

     奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」の診療報酬詐取事件で、医師で理事長の山本文夫容疑者(51)=詐欺容疑で逮捕=が、入院してくる生活保護受給者の患者を、まず不整脈と診断していたことが2日、病院関係者への取材で分かった。

     郡山署捜査本部もこの事実を把握。診療報酬を目的に、実際には不整脈の症状がない患者にも心臓カテーテル検査を実施しようとした可能性があるとみて、診療実態を調べている。

     病院関係者によると、山本容疑者は生活保護受給者が入院・転院してくると、ランニングマシンを使って心拍数を測定する検査をしたり、心拍数を上げる薬を投与したりして心電図を取り、不整脈や狭心症と診断。患者に心臓カテーテル検査を勧めていた。

     専門家によると、同検査は心臓を取り巻く冠動脈にカテーテルを入れて造影剤を投入し、心筋梗塞や狭心症の危険性を診断する。必要があれば、血管内の狭くなったところにステントと呼ばれる網状の筒などを入れる心臓カテーテル手術を実施する。

     検査や手術をすると、約80万円から百数十万円かかるという。

      【共同通信】