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  • 裁判員だけ罰則は「侮辱的」 佐木さん、評議公表求める


     裁判員制度などをテーマにした公開シンポジウムで、問題を指摘する作家の佐木隆三さん=27日午後、東京・内幸町の日本プレスセンター

     裁判員制度や事件の報道をテーマにした公開シンポジウムが27日、東京都内であり、基調講演した作家の佐木隆三さんは「主権者が司法に参加するのは権利。裁判員や裁判員経験者の守秘義務違反に罰則があり、裁判官にないのは主権者を侮辱している」と指摘した。

     その上で、直ちに罰則を削除するよう求め「裁判を検証するため、評議の経過を明らかにすべきだ」と主張した。

     続くパネルディスカッションでは、裁判員が死刑の適否を判断することをめぐり、ジャーナリストの江川紹子さんが「負担が重すぎる。裁判員を外すべきだ」との考えを示したのに対し、佐木さんは「国民の大半が死刑を支持しているといわれている。だったら判断すべきだ」と反論した。

     事件報道については、龍谷大法科大学院教授の村井敏邦さん(刑事法)が「無罪の推定(容疑者・被告は有罪確定まで無罪として扱われる原則)を踏まえた報道にしてほしい」と要望した。

      【共同通信】