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  • 低公害車普及策に改善勧告 「電気自動車など利用遅れる」

     総務省は26日、政府が進める低公害車普及策について、2007年度末時点で目標台数を上回ったが、97%がガソリン車とディーゼル車で、環境への影響がより小さい電気自動車や天然ガス車などの利用が遅れているとする政策評価を発表した。「10年度に5万台」の目標を掲げた燃料電池車は実用化が遅れ、42台にとどまっていた。

     総務省は、二酸化炭素(CO2)などの排出削減でガソリン車などには限界があると指摘。低公害車の種類ごとにCO2削減効果や技術開発状況などを検討、効果的な普及目標や政策を立案するよう経済産業省など所管する4省に勧告した。

     政策評価によると、07年度末時点で低公害車は1647万台。「10年度末までに1千万台以上」として04年度から取り組んだ目標を大幅に超えた。しかし低燃費・低排出ガスのガソリン車やディーゼル車が1602万台を占め、他の車種はわずか3%。ハイブリッド車は43万台と03年度末から3倍以上に増えたが、天然ガス車は2万台、電気自動車は492台だった。

     また燃料電池車の開発の遅れについて「研究途中で成果が目に見える段階に至っていない」(経産省)、「本格的な普及に至るほどの性能・コストに届いていない」(メーカー)との声を紹介。04~07年度に技術開発費などとして投じられた計約200億円の予算に「見合っていない」とし、低コスト化など早期の実用化につながる研究を重点的に支援することを求めた。

      【共同通信】