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  •  約45億3千万年前ごろに形成された花こう岩が含まれていた隕石(寺田健太郎准教授提供)

    隕石に45億年前の花こう岩 太陽系で最古の発見か

     モンゴルに1949年落下した隕石に、太陽系の誕生から間もない約45億3千万年前ごろに形成された花こう岩が含まれているのを、広島大の寺田健太郎准教授(惑星科学)が新たな年代分析手法で突き止めた。発見された花こう岩としては「太陽系で最古」という。

     花こう岩は地球の大陸地殻を形成する代表的な岩石。形成には水が必要で、地球固有のものと考えられてきた。

     寺田准教授は、酸素のイオンビームで隕石に穴を開け、中のウランや鉛の同位体比を調べる手法で、花こう岩が約45億3千万年前ごろ形成されたと推定。

     約46億年前に誕生した太陽系の創成期に、直径数十キロ程度の微惑星でも花こう岩が存在したことが直接的に証明されたとして「花こう岩の形成は地球固有ではなく、水がなくても普遍的に起こっていた可能性がある」と話している。

     研究結果は、17日付の米天文専門誌アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(電子版)に発表した。

      【共同通信】