米予算にF22禁輸解除の調査費 下院補正案で、実現は不透明【ワシントン17日共同】米下院が16日可決した2009会計年度(08年10月~09年9月)補正予算案の中に、最新鋭戦闘機F22の禁輸解除に向けた調査費4500万ドル(約43億円)が盛り込まれていることが17日、分かった。F22の輸出仕様が現実味を帯びれば、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の有力候補に再浮上する可能性がある。 だが、補正予算案は上院審議や大統領署名が控えている上、F22はゲーツ国防長官が新規発注見送りの強い意向を示しており、禁輸解除が実現するかは不透明だ。 F22をめぐっては、民主党のダニエル・イノウエ上院議員らが生産継続を要求、国防予算改革の一環として高額のF22製造中止を掲げるゲーツ氏との駆け引きが続いている。日本では浜田靖一防衛相が導入を主張しているが、ゲーツ氏から別のF35戦闘機を直接推奨された経緯がある。 補正予算案では、09会計年度内のF22製造中止などを防ぐ費用として空軍に4500万ドルを計上、「輸出仕様の開発に使うことができる」と明記された。総額は1060億ドルでアフガニスタンやイラクでの戦費が中心。 【共同通信】
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