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  • 金融市場に改善の動きと日銀総裁 消費回復には慎重姿勢


     金融政策決定会合後、記者会見する白川日銀総裁=16日午後、日銀本店

     日銀の白川方明総裁は16日、金融政策決定会合後に記者会見し「コマーシャルペーパー(CP)や社債の発行環境はずいぶん改善した」と述べ、金融危機以降、緊張が続いていた市場に改善の動きがみられるとの認識を示した。

     景気全体も「下げ止まりつつある」との判断を示したが、先行きは「(個人消費など)最終需要の動向に大きく依存する」と指摘。「最終需要の回復について慎重にみている」とし、景気の回復力は鈍いとみていることを明らかにした。

     白川総裁は、景気が下げ止まりつつある理由として(1)世界的な在庫調整の進展(2)積極的な財政・金融政策の実施(3)極端な不安心理の後退-を挙げた。ただ、「この三つは先行きの自律的な民間需要の回復を保証するものではない」と説明した。

      【共同通信】