![]() 11日、イタリア中部フィレンツェのサンタ・クローチェ教会で、フレスコ画「聖痕拝受」の前に立つ金沢大学の宮下孝晴教授(共同) 遺産寄付し伊のフレスコ画修復 金沢大教授、ジョット作品自然な描写でルネサンス美術への道を開いたとされる中世イタリアの芸術家ジョット(1267~1337)のフレスコ画「聖痕拝受」が、金沢大学の宮下孝晴教授(西洋美術史)による両親の遺産1200万円の寄付などにより修復されることになった。 絵のある同国中部フィレンツェのサンタ・クローチェ教会では、宮下氏の協力で日本の美術愛好家の寄付2億円を元に別のフレスコ画「聖十字架物語」の修復が進んでおり、日本の寄付により相次いで修復が行われることになる。宮下氏は「これまで本格的な修復はされておらず、そのままにしておくのは気掛かりだった」と話した。 修復されるのは教会内の二つの礼拝堂にある聖痕拝受などのフレスコ画と装飾など。聖十字架物語の修復完了後の2010年から作業を開始、12年か13年の完了を目指す。同教会など関係者の間で修復に関する契約書が8日調印された。 【共同通信】
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