化学物質過敏症を病名登録 健康保険適用されやすく厚生労働省は15日までに、医療機関が診療報酬を請求する際の病名として、化学物質過敏症を10月1日付で登録することを決めた。治療に健康保険が適用されやすくなり、患者にとっては朗報となる。 化学物質過敏症は、塗料や殺虫剤などに含まれる微量の化学物質が原因で頭痛や吐き気などが起きる症状。シックハウス症候群もその一種とされる。 診療報酬明細書(レセプト)に記載できる病名は厚労省が定めるリストで決められているが、これまで化学物質過敏症は登録されていなかった。医療機関が「その他の病気」としてレセプトに記載することはできたが、リストに未登録だと、保険が適用されず治療費が全額自己負担になることが多かったという。 登録を要望していた特定非営利活動法人(NPO法人)「化学物質過敏症支援センター」の広田(ひろた)しのぶ事務局長は「これまでは自律神経失調症など別の病名を書かれることが多く、病名として認められたのは前進だ」と話している。 【共同通信】
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