47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     

  •  東京都内で初の新型インフルエンザ感染が判明し、都庁で記者会見する福祉保健局の前田秀雄参事。右は大井洋参事=20日夜

    東京と川崎の2女子高生が感染 首都圏に拡大、計267人に

     東京都は20日、八王子市在住の女子高生(16)が、新型インフルエンザに感染していることが判明したと発表した。また同日、同じ高校に通う川崎市在住の女子高生(16)の感染も同市が確認した。2人は米ニューヨークから帰国。米国のホテルで同室だった。空港などでの検疫を除き、首都圏での感染者が確認されたのは初めて。

     人口が集中する日本の政治経済の中心地で発生したことで、日本各地でも感染が急速に拡大する事態が現実化。政府は今後、国の行動計画を第2段階の「国内発生早期」から、第3段階(感染拡大期、まん延期)に切り替えることを検討するなど、新たな対応を迫られることになる。

     大阪府と兵庫県でも20日午後、新たに感染者が増え、同日午後10時現在、国内の感染者数は成田空港の検疫段階で見つかった4人と合わせ、計267人となった。

     一方、舛添要一厚生労働相は同日午後、緊急会見し、より柔軟な内容に見直しを進めている国の新たな対応策について22日までに決定する方針を明らかにした。

     共同通信の取材によると、女子高生2人は川崎市の私立洗足(せんぞく)学園高校に在学。

     都などによると、11日から18日までニューヨークに滞在していた。生徒と米国に同行したのは、ほかに生徒数人と女性英語教師1人で、それぞれ自宅で待機している。

     八王子市の生徒は帰国後、学校には行っていないという。帰国した際、発熱の症状があったが機内検疫での簡易検査でA型インフルエンザ反応が陰性で、隔離や停留措置は取られなかった。厚労省は2人が乗っていた航空機の乗客乗員の所在確認を始めた。東京都は都内での感染ではないため、学校や保育園を休校・休園にはしないという。

     大阪や兵庫など感染が拡大している地域では中学・高校で休校措置を実施、感染者は学校中心から企業など市中にも拡大。近畿以外の地域で新たに感染が確認されたことで厚労省は、国内での流行が急速に広がっているとの見方を強めている。

      【共同通信】