元特捜検事に懲役6年求刑 9000万の詐欺罪依頼者からの預かり金9000万円を詐取したとして、詐欺罪に問われた東京、大阪両地検の元特捜検事で元弁護士の田中森一被告(65)の公判が19日、大阪地裁(和田真裁判長)であり、検察側は懲役6年を求刑した。 田中被告は「金は弁護士報酬の担保だった」と無罪を主張している。 検察側は論告で、田中被告が経営に関与していた会社の資金繰りに窮していたことを挙げ、「金欲しさの犯行で、酌量の余地はない」と指摘。さらに「弁護士の地位を巧妙に利用し、卑劣で悪質だ」と述べた。 起訴状によると、田中被告は2002年10月、出資法違反事件で福岡県警の家宅捜索を受けた元社長から弁護を依頼され、元社長が持っていた現金9000万円をだまし取ったとしている。 田中被告は石橋産業の巨額手形詐欺事件で、元会社代表許永中受刑者(62)とともに詐欺罪に問われて懲役3年の実刑判決が確定。昨年3月末に収監された。 【共同通信】
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