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  • 感染96人に急拡大 小学生も、臨時休校1000超 


     生徒の新型インフルエンザ感染を受け記者会見する、関西大倉高校の宮之前隆春校長(右)=17日午前、大阪府茨木市

     厚生労働省は17日、大阪府の高校生ら39人と兵庫県の高校生や教諭ら45人の新型インフルエンザ感染を、国立感染症研究所の確定検査などで新たに確認したと発表した。成田空港での水際の検疫で見つかった4人を含め、国内で確認された感染者は計96人となった。

     感染地域は神戸市以外の兵庫県内や大阪府に拡大した。同じ学校で複数の生徒らが感染しており、学校で集団感染が起きたとみられる。生徒の家族や小学生の感染も初めて確認された。2府県で公立の小中高や保育所・幼稚園など少なくとも1000校・園の臨時休校が決まるなど、市民生活にも影響が広がりそうだ。

     世界保健機関(WHO)は17日、日本の状況の本格的な分析、評価を始めた。感染状況次第では警戒水準(フェーズ)が現行の「5」から世界的大流行(パンデミック)認定を意味する「6」に上がる可能性がある。

     大阪府によると、感染が確認されたうちの1人は大阪府八尾市の小学6年の女児(11)。高校生らほかの感染者と関連性がなく、居住地も離れているため府は「重視すべきケース」としている。

     多くの生徒の感染が確認された私立関西大倉高校(大阪府茨木市)によると、感染者は1-3年の男女で、茨木市や大阪市などに居住。いずれも海外渡航歴はない。学校では今月に入り発熱などで生徒143人が欠席し、教職員も体調不良を訴えていた。18日から23日まで学校閉鎖する。

     感染拡大を受け、大阪府の橋下徹知事は「中学と高校の休校を18日から7日間、大阪市と堺市を除く府内全域で行う」と述べた。

     兵庫県で新たに確認された感染者のうち11人は、県立神戸高校(神戸市灘区)の男女生徒。うち男子2人は、前日感染が確認された3年の男子生徒と同じバレーボール部員。このほか兵庫高校(長田区)や高砂高校(兵庫県高砂市)など5高校と1高専の生徒らや、関西大(大阪府吹田市)の学生も感染。生徒の母親の感染も確認された。

      【共同通信】