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  •  裁判員制度の反対を訴え、デモ行進をする市民ら=9日午後、仙台市青葉区

    裁判員制度反対とデモ行進 仙台、「裁くこと強制するな」

     裁判員制度のスタートを今月21日に控え、制度に反対する宮城県の一部の弁護士や市民団体が9日、仙台市で集会を開いて制度の問題点を指摘、「人を裁くことを強制するな」などとシュプレヒコールを上げてデモ行進した。

     集会には市民ら約80人が参加。織田信夫弁護士(75)は「一人の人生を決める裁判で、人を裁くのは容易ではない」と強調、「誠実な人であればあるほど、裁判員として苦悶することは間違いない。裁判員に対する人権侵害の危険性もある」と訴えた。

     集会終了後、参加者は「裁判員制度はいらない!」と記した横断幕やプラカードを掲げて中心街を行進、「国民の生活を破壊するな」などと声を張り上げた。

     参加した同市泉区の無職河野忠雄さん(73)は「審理の時間は限られおり、適切な判断ができるか疑わしい。(真犯人が)無罪になるケースが増えるのは明らかで、治安悪化につながりかねない」と制度を批判。宮城県多賀城市の男性(53)は「裁判員制度への反対の声と行動を強めたい」と話した。

      【共同通信】