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  • 「違和感」と送付マスク着用せず カナダ引率教員の判断で


     在籍する生徒の新型インフルエンザ感染確認を受け、記者の質問に答える大阪府立高校の校長(左)=9日午前9時34分

     新型インフルエンザに感染した生徒らが通う大阪府寝屋川市内の府立高校の校長が9日午前、校内で報道陣の取材に応じ、短期留学先のカナダに学校側がマスクを急きょ送ったにもかかわらず、引率教員の判断で生徒が着用していなかったことを明らかにした。校長は「きっちりマスクを着けていたら結果は変わったかもしれない」と話し、府教育委員会も「反省すべき点が多々あった。検証しないといけない」としている。

     府教委や校長によると、短期留学にはこの高校の2人を含む計6人の教員が参加。学校側は短期留学中に新型インフルエンザの感染が拡大したため、5月1日にマスクを50枚発送して着用を指示した。

     マスクは現地時間の5日に到着したが、カナダの人があまり着けていなかったため、引率の教員が「着けると違和感がある」と判断、生徒も着用せず、帰国時だけ着用した。

     生徒らは5日、オンタリオ州のオークビルにある姉妹校で授業を受けたほか、午後にトロントで大リーグの試合を観戦した。

     5日夕、感染した生徒2人のうち1人が風邪のような症状となり、男性教諭(46)が付き添って病院に行った。医師はインフルエンザの検査は特にせず「のどに痛みを伴う風邪」と診断。「豚インフルエンザではない」と説明したという。

     翌6日夜、この男性教諭が発熱。7日に帰国の途についた。教頭によると「これから出国するが、実は体調を崩している。医者には行く時間がなく、ホストファミリーから薬をもらった」と連絡があった。8日午後、成田空港到着後、男性教諭も新型インフルエンザに感染していることが判明した。

      【共同通信】