![]() インフルエンザ簡易検査でA型の陽性反応となり、毛布をかぶって検疫官と救急車に向かう米国からの乗客=30日午後8時7分、成田空港 簡易検査でA型陽性 米国から到着の日本人女性30日午後、米ロサンゼルスから成田空港に到着したノースウエスト航空1便での機内検疫で、乗客の日本人女性(25)に対する簡易検査の結果、新型インフルエンザと同じA型の陽性反応が出た。新型感染の疑いがあるかどうか正確に確認するため、厚生労働省は女性から採取した検体に対する第2段階の遺伝子検査を実施した。 厚労省によると、結果が出るのは5月1日未明になる見通し。結果が出次第、内容にかかわらず公表する方針。4月28日に始まった機内での簡易検査でA型陽性反応が出たのは初めて。遺伝子検査でも感染の疑いが消えなければ、日本人で初めての「新型インフルエンザの感染が疑われる事例」となる。 ただ、その場合でもウイルスが新型でないAソ連型の可能性が残り、新型に感染しているかどうかは、最終的に国立感染症研究所での精密検査の結果を待つことになる。 厚労省は今回のケースについて「新型感染と判明しても、水際対策を徹底する中で見つかった事例であり、国内発生とはみなさない」との認識を示している。 同省などによると、女性は米国内でフロリダなどに立ち寄ったとみられる。救急車で成田赤十字病院に搬送され、自力で歩き病院に入った。同病院によると、その後、ウイルスを外部に拡散させないよう気圧を下げた専用の個室に収容された。 乗客乗員212人のうち、女性の周囲の座席にいた乗客11人も、バスで近くのホテルに搬送し、隔離した上で健康観察を行っている。遺伝子検査で、女性の感染の疑いが濃厚になった場合、症状がなくても感染の疑いがあれば最大で約10日間、ホテルに滞在する。 【共同通信】
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