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  • 下関で車輪幅の変換試験を公開 フリーゲージ電車


     車輪幅を変える「軌間変換装置」を通過するフリーゲージトレイン=29日午後、山口県下関市

     鉄道・運輸機構は29日、新幹線と在来線の直通運転を目指し開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車)が、異なるレール幅に合わせて車輪幅を変化させる様子を山陽新幹線新下関基地(山口県下関市)で報道陣に公開した。

     先頭車両が青色の3両編成で、新幹線用のレール(標準軌1435ミリ)と在来線用(狭軌1067ミリ)をつないだ「軌間変換装置」と呼ばれる区間約50メートルを、車輪幅を変えながら約1分かけてゆっくり通り抜けた。

     同機構はこれまでに、JR九州の在来線で走行試験を繰り返し、直線では時速130キロでの安定走行を確認。ただ、カーブ走行時には線路への負荷がかかりすぎるなどの課題が残っている。

     6月以降、九州新幹線の施設を使った在来線との直通運転や、270キロを目標とした高速走行の試験を行う予定で、2018年度開業予定の九州新幹線長崎ルートへの導入を目指す。

      【共同通信】