![]() 辞任の記者会見で頭を下げる財団法人さいたま住宅検査センターの広田頌二理事長(右)と名越政彦常務理事=27日午前、埼玉県庁 高額報酬の財団理事長が辞任 埼玉県知事が「経営者失格」建築確認などを業務とする財団法人さいたま住宅検査センター(さいたま市)の理事長らに高額の報酬が支払われていた問題で、広田頌二理事長は27日、埼玉県庁で記者会見し同日付で引責辞任したと発表した。同席した名越政彦常務理事も辞表を提出、理事会で後任が決まり次第辞任する。 広田理事長は「高額報酬は公益法人の制度を逸脱していた」と陳謝。上田清司知事が「経営者失格」と批判し辞任を求めたことについて「(辞任の理由かと問われれば)その通りだ。県に大変なご迷惑を掛けた」と述べた。 上田知事は「ワンマン的な経営を行った責任がある。新たな経営体制で改善が進むよう指導を続ける」とコメントした。 広田理事長らは、退職金については「(受け取るかどうかは)お答えできない」とした。 この問題は、同財団が耐震強度偽装問題を受け収益が伸びたことを理由に、理事長報酬を2007年度の2830万円から08年度は4400万円に増額。埼玉県は知事報酬の約2倍で不適切として改善を要請した。 財団は09年度の理事長報酬を約78%減の950万円とし、これまでの報酬の一部を理事長らに自主返納させるなどの改善策を決めた。 【共同通信】
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