相撲協会、初の抜き打ち尿検査 朝青龍、理事長らも実施![]() 日本相撲協会による抜き打ち尿検査を終え感想を述べる横綱朝青龍=22日午後、東京・両国国技館 日本相撲協会は22日、東京・両国国技館の相撲診療所で、力士のほか、親方、行司、床山らの全協会員を対象に、大麻や覚せい剤などの違法薬物使用を調べる抜き打ち尿検査を初めて実施し、横綱朝青龍や武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)を含め、5部屋の103人が検査を受けた。 呼ばれたのは武蔵川、大島、高砂、阿武松、時津風の5部屋で、5つの一門から1部屋ずつが呼ばれる形となった。検体はこの日のうちに専門の検査機関、三菱化学メディエンス(本社・東京)に送られ、結果の判明には約2、3週間を要する見込み。違反者が出なかった場合は検査結果は発表されない。残りの部屋についても今後、検査を行っていく。 相撲界では1月末に元十両若麒麟の鈴川真一被告が大麻取締法違反(所持)の罪で逮捕され、この日、懲役10月、執行猶予3年の判決が言い渡された。昨年は元幕内露鵬と元十両白露山の兄弟が簡易の尿検査で大麻に陽性反応を示して相撲協会を解雇されるなど、このところ不祥事が続出している。再発防止のため相撲協会は2月27日の理事会で、薬物使用禁止規定を新設し、抜き打ち尿検査の実施に向けて準備を整えていた。 検査を受けた武蔵川理事長は「これから粛々とやっていく。ああいう不祥事があったから気を引き締めていきたい」と話した。 【共同通信】
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