他人のパスワードでデータ取得 三菱UFJ証の元部長代理三菱UFJ証券システム部の元部長代理の男性(44)が約4万9000人分の顧客情報を名簿業者に売却した問題で、元部長代理がほかの社員のIDとパスワードを勝手に使って情報を引き出していたことが9日、警視庁への取材で分かった。 警視庁は不正アクセス禁止法違反の疑いがあるとみて、同社から刑事告訴を受け捜査する方針。 三菱UFJ証券によると、元部長代理は1月26日、顧客情報のデータベースへアクセスし、個人顧客ほぼ全員に当たる約148万人分の情報を取得。2月4日に情報をCDにコピーして持ち帰り、データを自宅のパソコンに移した。 同社にはデータベースへのアクセス権限を持つ社員が元部長代理を含め8人いたが、警視庁によると、元部長代理はほかの社員のIDとパスワードを入力して接続していたという。 元部長代理は、顧客情報をコピーしたCDを自宅に持ち帰った翌日に会社に返しているため、窃盗罪での立件は困難とみられる。 元部長代理は顧客情報を自宅のパソコンで編集し、2月中旬に約4万9000人分について「株式投資者のリスト」としてメールで名簿業者3社に送信、計32万8000円で売却していた。 【共同通信】
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