本州の雌トキ、佐渡に戻る ペア形成の可能性も環境省は31日、昨年9月に新潟県佐渡市で放鳥したトキ10羽のうち、本州に渡っていた雌1羽が佐渡市に戻ってきたことを確認した。佐渡市では雄1羽と共に行動しており、同省はペア形成の可能性もあるとして、観察を続ける。 雌として最後まで佐渡市にいた別の1羽が3月28日に新潟市西蒲区で確認されて以降、生存が確認されている8羽のうち雌4羽が本州、雄4羽が佐渡市にいる状態が続き、今春の繁殖は難しいとみられていた。 同省によると、雌のトキは同10日に新潟県村上市で確認されて以来、31日午前7時ごろに新潟市北区で確認されるまで本州側にいたが、同11時45分ごろ、佐渡市中部の水田で雄1羽と餌を探している様子が確認された。この2羽は以前にも、佐渡市で行動を共にしていたことがある。 環境省佐渡自然保護官事務所の岩浅有記自然保護官は「本州へ行き、佐渡に帰ってきたという事実は重要。ペアを形成するかどうかは分からないが、期待したい」としている。 【共同通信】
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