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  • 新銀行めぐり住民監査請求 知事らに1255億返還求める

     新銀行東京(新宿区)をめぐり、市民グループに所属する東京都内の住民3人が30日、ずさんな経営などのため都の出資金1400億円の大半が回収不能になったとして、石原慎太郎知事や仁司泰正元代表執行役ら役員に、連帯して1255億円を都に返還させるよう求めた住民監査請求をした。

     代理人の弁護士は「代理人の弁護士は「知事や経営陣は民法上の共同不法行為に当たる」とし、請求が認められない場合、住民訴訟を起こすという。

     請求によると、新銀行は、都が1000億円を出資し2005年4月に開業。ずさんな経営のため、08年3月期に累積赤字が1016億円に拡大し都は08年4月に400億円の追加出資をした。

     新銀行は累積赤字を資本金で穴埋めする減資をしたが、その結果、都の出資分の855億円が失われ、追加出資の400億円も回収の見込みがないとしている。

     また知事は仁司氏らを任命し、都がまとめた事業計画を早急に進めさせたとし、仁司氏らはデフォルト(債務不履行)対策を怠ったと指摘した。

     新銀行の住民監査請求では別の市民グループが昨年5月、400億円を回収するよう知事に求めたが、都監査委員は請求を棄却している。

      【共同通信】