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  • ナックル姫、初舞台で快投 17歳、ドームに大声援

     「あんたを見に来たんや」。27日、京セラドーム大阪で行われた野球の関西独立リーグの開幕戦。神戸9クルーズの女性選手、吉田えり投手(17)がリードした9回裏に初登板し、3振を奪った。揺れて落ちる得意のナックルを連投し、年上の男性選手を翻弄。ファンは「ナイスピッチング」と大歓声を上げた。

     9回表、吉田投手がベンチ横でキャッチボールを始めると、「えりちゃーん」「頑張れ」と声がかかり、ネット際には携帯電話で写真を撮る人が殺到した。

     9回裏、ピッチャー交代が告げられ、吉田投手はあこがれのプロのマウンドへ。最初の打者に4球を与えたが、次の打者は高めのボールで空振り3振を奪った。「よっしゃ」。ファンは総立ちで吉田投手を迎えた。

     試合後の“ヒロイン”インタビューで、吉田投手は「思い切っていった。もっと頼れるピッチャーになりたい。応援よろしくお願いします」とトレードマークのえくぼを見せ、白い歯をのぞかせると、大きな拍手が送られた。

     大阪府吹田市から駆けつけた植木職人の男性(62)は「プロのマウンドで17歳の女の子が3振を奪った。すごいのひと言」と感慨深げだった。

      【共同通信】