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  • 公正利用なら許諾不要に 著作権保護の新制度審議へ

     インターネット時代に合った著作権保護制度をつくるため、文化庁は16日、商業利用や海賊版作成など不当な目的でない限り、著作権者の許諾なしに写真や文章の複製など2次利用を認める「フェアユース(公正利用)規定」の導入を検討することを決めた。

     政府の知的財産戦略本部が昨年11月、コンテンツ流通拡大の観点から早期導入を提言しており、文化庁は25日に開く文化審議会著作権分科会に審議を要請、早ければ2009年度中にも結論をまとめたい考えだ。

     現在、著作権法上は違法とされているが社会通念上、不当とは考えにくく黙認されているような2次利用を合法化する規定で、同本部は「新たなビジネスモデルの出現に柔軟に対応できる」と期待。一方、著作権者にとっては利用許諾権が制約されることになり、審議は長期化する可能性も出ている。

     フェアユース規定は英米などの著作権法で導入。「元の著作物の市場価値を損なわない」などの基準に照らして、著作物の2次利用者が著作権者の利益を侵さないと判断すれば、無許諾で作品を利用できる仕組み。

      【共同通信】