休業支援の雇調金申請6倍増 87万人、事業所は1万2千超に厚生労働省は27日、休業などで従業員の雇用を維持した企業を支援する雇用調整助成金の申請急増が続き、1月の対象労働者数は前月の6・3倍の87万9614人に達したと発表した。不況の深刻化で雇用情勢が一段と厳しくなっていることが裏付けられた。昨年12月は、11月に比べ約15倍の増加だった。 1月の申請事業所数も1万2640と、7・1倍に急増。昨年12月から中小企業の助成率引き上げなど制度拡充を図った上、深刻な生産減で休業を余儀なくされるケースが続出したためとみられる。厚労省は2月にも支給日数拡充など支援を強化しており、申請はさらに増えそうだ。 一方、厚労省のまとめによると、昨年10月から今年3月までに職を失ったり、失う見通しの非正規労働者は全国で15万7806人、正社員で職を失う人は9973人に上っている。 雇用調整助成金は、従業員に支払う休業手当の一部などを助成する制度。厚労省によると、利用申請した事業所数は大企業が793、中小企業が1万1847だった。 対象労働者が最も多い都道府県は愛知県の10万978人。静岡県の6万6005人、広島県の5万9745人が続き、製造業が盛んな地域での申請が多い。 また厚労省は27日、1カ月以内に30人以上の従業員を解雇する場合などに届ける大量雇用変動届の1月の速報値を発表。離職者数は3万4834人で、昨年12月に続いて3万人を上回った。 【共同通信】
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