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  •  飼育員の手の上に乗るムカシトカゲのヘンリー=08年8月6日、ニュージーランド・インバーカーギルの博物館(AP=共同)

    111歳で初めて父親に NZのムカシトカゲ

     【シドニー27日共同】ニュージーランドにしか生息せず絶滅の危機にある爬虫類ムカシトカゲの雄が、111歳にして初めて父親になったと同国南島インバーカーギルの博物館が27日、明らかにした。

     「ヘンリー」と呼ばれるこの雄は、ムカシトカゲの繁殖で有名な同博物館で1970年ごろから飼育されていたが、1度も交尾に関心を示さなかった。だが、体にできた腫瘍を取り除く手術を受けた後「“人格”が変わったよう」(同博物館)になり、昨年3月、80歳の雌と初めて交尾に成功。10数個の卵が生まれ、先週から今週にかけて11匹がふ化した。

     ヘンリーは現在、3匹の雌と生活しており、近くまた交尾するのではと期待されている。

     ムカシトカゲは古代の恐竜の仲間の生き残りとされ、約2億2000万年前から姿がほとんど変わっていない「生きた化石」ともいわれる。

      【共同通信】