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  • 人の細胞で立体ミニ人形作る 東大生産研チームが成功

     培養した人の細胞を立体的に組み上げ、身長約5ミリのミニ人形を作ることに、東京大生産技術研究所のチームが成功し、22日発表した。

     この技術を応用すれば、複雑な構造の人体器官や組織をつくれる可能性があり、将来の再生医療に役立つ成果だという。

     チームは、ゼリー状のコラーゲンを直径約0・1ミリのボール状にし、外側を特定の種類の細胞で包んだカプセルを約10万個作製。これを微細加工技術で作った鋳型に流し込んで、身長約5ミリ、厚さ約1ミリの人形にした。人形の内部の細胞が生きていることも確認した。

     培養した細胞は通常、ある程度の大きさ以上の塊にすると、栄養が内部まで届かずに死んでしまうが、カプセル構造にすることで、生きたまま立体構造にできたという。

     チームはカプセルに、人の肝臓の細胞を閉じ込め、細胞が働くことも確認している。

     チームの竹内昌治・同研究所准教授は「何種類もの細胞を組み合わせて、生体のように機能する組織をつくりたい」と話している。

      【共同通信】