英、銀行の不良資産を損失保証 主要国に協調要請![]() 19日、ロンドンで記者会見するブラウン英首相(ロイター=共同) 【ロンドン19日共同】英政府は19日、銀行の不良資産から発生する損失を公的資金で肩代わりする損失保証制度を柱とする追加の金融支援策を発表。ブラウン英首相は、4月の20カ国・地域(G20)第2回会合(金融サミット)開催をにらみ、主要国にも損失保証を採用し協調するよう呼び掛けた。 英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は同日、2008年通期で220億-280億ポンド(約2兆9000億-3兆7000億円)の損失を計上する見通しになったと発表。金融危機で打撃を受けた世界の金融機関で最大規模の赤字となる。 英政府は今回の追加策で、RBSをはじめ、国内の銀行のさらなる財務体質の悪化に歯止めをかけ、金融危機の終息を目指す。 追加策によると、不良資産から将来発生する損失について、一定額を超えた分の9割を公的資金で肩代わりする。政府の保証に基づき、中央銀行イングランド銀行は企業の資金繰り支援のため、社債やコマーシャルペーパー(CP)を最大500億ポンド購入する制度を2月から始める。 英政府は昨年10月に金融安定化策を公表し、RBSなど大手3グループに総額370億ポンドの公的資金を投入したが、わずか3カ月で見直しを迫られた。 【共同通信】
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