“赤いハゲタカ”と対決 映画版がクランクイン映画版は、ハゲタカ対赤いハゲタカ-。一昨年、好評を博したNHKの連続ドラマに引き続き、企業買収をめぐる人間模様をドキュメンタリータッチで描く映画「ハゲタカ」(6月全国公開)の撮影が始まった。ロケ現場の東京都内のホテルでの取材会に出演の大森南朋、玉山鉄二、栗山千明、柴田恭兵らが出席した。 ハゲタカの異名を持つ敏腕ファンドマネジャー、鷲津役の大森は「このキャラをまたやれると思うと幸せで、気合を入れてやらないと、という気持ちです」と意気込みを語った。 今回新たに登場する“赤いハゲタカ”の中国人ファンドマネジャー劉(玉山)が日本の自動車会社に買収を仕掛け、企業再生家・芝野(柴田)から救済の依頼を受けた鷲津が、劉と対決する。 映画化が決定し、脚本もほぼ完成後の昨年9月以降、未曾有の世界金融危機が起きたため、訓覇圭プロデューサーらは「1週間ぐらい気絶状態(笑)」に。徹底的に現実と向き合った物語にするために取材を重ね、昨年末までかけて、脚本の8割を変更したという。 「脚本を読んでリアリティーある未来が見えた気がした」と言う玉山は、中国語と英語のせりふがあるため「この2、3週間生きてる心地がしない」と苦笑。テレビキャスター役の栗山は「ドラマの時の懐かしい緊張感があります」と現場の空気を喜んだ。 柴田は「『ハゲタカ』の隠れファンが相当いる。隠れているから把握できないけれども」と笑わせつつ、「経済状況が大変で、役者も本当に大変なんです。いい作品を地道に丁寧に作らないとリストラされてしまう。ワンシーン、ワンシーン、ちゃんと伝わる芝居をしたい」と熱のこもった言葉で締めくくった。 【共同通信】
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