日本国際賞に米国の2氏 持続可能な社会形成など研究で国際科学技術財団(吉川弘之理事長)は15日、科学技術の進歩に寄与した研究者に贈る2009年の日本国際賞を、モデル分析を通じて持続可能な社会の形成を訴えた米ニューハンプシャー大のデニス・メドウズ名誉教授と、生体の断層撮影を世界で初めて可能にした米ミシガン大のデービッド・クール教授の2氏に決めたと発表した。 メドウズ氏が受賞するのは「自然と共生する持続可能な技術社会形成」の分野。世界の有識者が集まったローマクラブへの報告書「成長の限界」を1972年に発表し、地球の資源や土地は有限で、人口と経済の拡大を放置すれば社会が危機的状況に至ると提唱。人類が持続可能な社会への努力を始める端緒を開いたことが評価された。 また、「医学・工学分野の融合における疾患への技術の展開」の分野で受賞するクール氏は、がんや脳卒中などの診断や早期発見など幅広く用いられている断層撮影法の開発、発展への寄与が評価された。 授賞式は4月23日に都内で開かれ、それぞれ賞状、賞牌と賞金5000万円が授与される。 【共同通信】
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