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  • グアンタナモ閉鎖宣言へ 大統領就任直後にオバマ氏


     12日、ワシントンで記者団と話すオバマ次期米大統領(AP=共同)

     【ワシントン12日共同】米主要メディアは12日、オバマ次期米大統領が20日の就任直後に、キューバにあるグアンタナモ米海軍基地のテロ容疑者収容施設を閉鎖する大統領令を出す見通しだと伝えた。オバマ氏の顧問によると、就任当日にも大統領令を発表する公算が大きい。

     公正な司法手続きを欠く長期拘留や拷問などの人権侵害で、内外の批判の的となってきた施設の閉鎖をいち早く宣言することで、ブッシュ政権からの「変革」を印象付ける狙いがある。

     ただ、現在250人いる収容者の身柄をどう扱うかなどの問題があるため、実際の閉鎖までには一定の時間がかかりそうだ。オバマ氏はまた、テロ容疑者に対する特定の尋問方法を禁止する大統領令も検討している。

     ブッシュ政権は2001年の中枢同時テロ後、国際テロ組織アルカイダのメンバーらを「敵の戦闘員」としてグアンタナモの施設に移送、中央情報局(CIA)などが尋問を行ってきた。しかし「水責め」などの尋問方法や、裁判権を保障しない拘束が問題化。連邦最高裁も違憲判決を下すなど批判が高まり、「テロとの戦い」が残した負の遺産となっている。

      【共同通信】