「伝統と創造」議論 岡山・京都文化フォーラム岡山と京都の伝統を検証し、新たな文化の創造を探る「岡山・京都文化フォーラム」(山陽新聞社・京都新聞社主催)が12日、岡山市で開かれた。華道家元池坊次期家元の池坊由紀さんの「時代に応じて魅力的なものを」といった話に、訪れた約300人が熱心に耳を傾けた。 パネルディスカッションには池坊さんや陶芸家の隠崎隆一さん、造形美術家の近藤高弘さんが参加。それぞれの分野の魅力と今後について語り合った。 会場では、京都市出身の池坊さんが生け花を実演。「明るい1年になるよう」と赤や黄色で華やかな彩りを演出した。 池坊さんは「時代に応じて魅力的なもの、求められているものを察知し、形を変えていくのは必然」と強調。長崎県出身で岡山県で備前焼を創作する隠崎さんも「伝統にとらわれ過ぎては足踏みしてしまう」と応じた。また京都市出身の近藤さんは「新しいことを生み出すことが伝統になっていく」と持論を述べた。 【共同通信】
|
