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  • 米国渡航「ESTA」がスタート ネット認証制度


     事前の承認申請を忘れた旅客用に航空会社が設置した「ESTA申請専用カウンター」=12日午前、成田空港

     米国への短期滞在の入国者が事前にインターネットで申請して承認を受ける「電子渡航認証システム(ESTA)」の運用が12日、始まった。成田空港では大きな混乱はなかった。

     日本航空と全日空はそれぞれのカウンター近くに事前の承認申請を忘れた旅客のための入力用パソコンを置き対応。米国大使館(東京都港区)も特別に案内ブースを設置し、渡米の旅客に説明していた。

     オークランドに行くという川崎市の会社員の女性(45)は「入力は簡単でした。テロ対策など安全のために仕方がない」と新制度に納得の様子。一方、バージニア州に向かう横浜市の会社員の男性(29)は「自分では不安なので旅行代理店でやってもらいました。新しい制度なので少し戸惑いもあります」と話した。

     ESTAは2001年の米中枢同時テロを機に制定された米国法に基づく。ビザなしで90日以内の短期滞在者が対象。出発前に専用サイト上で住所や氏名、逮捕歴の有無など約20項目の質問に回答し、承認を受ける。

     事前の承認を受けないと、空港に行っても航空機に搭乗できない。承認には時間がかかることもあり、米政府や各航空会社は出発72時間前までの申請を呼び掛けている。

      【共同通信】